解禁後に放流魚は釣りきられてしまうが…
渓流魚の釣りは羽村の堰から上流。解禁時には放流地点に釣り人が集まり、短い期間でほぼ釣りきられてしまう感があります。
しかし、ベテランのこだわりを持った本流釣り師は、その後に活動し始める年越しヤマメを狙うのが多摩川の本格的ヤマメ釣りのスタイルです。
川沿いにJR青梅線が走っているので、ワンシーズンを通して、各駅からの最短ルート、入渓点や良い釣り場をチェックするのも楽しいでしょう。
多摩川は、都心に近いこともあり、放流魚はあっという間にいなくなってしまう印象があります。その後の釣りは、殊の外厳しく、それでもあきらめずに通った者だけに幸せの恵みがあるのかもしれません。
とはいうものの、御岳駅近くの流れにある『奥多摩フィッシングセンター』は大雨による増水がある度に釣り場が決壊、水没します。
その度に管理釣り場のニジマスと少々のヤマメとイワナが一般河川の流れに放たれることになりますので、梅雨や台風の季節にはある程度魚は居ます。
ヤマメ、イワナが禁漁になる10月以降12月31日まで、ニジマスの釣りは可能です。放流も行われますので、漁協のHPのチェックも忘れずに。
多摩川はカヌーの盛んな川です。そこは我慢のしどころです。
多摩川の渓流釣りへの最寄駅:羽村駅〜奥多摩駅の各駅
対象魚:ヤマメ イワナ ニジマス
遊魚券その他の情報 奥多摩漁業協同組合
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